~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 分け合えば余る

    2006年02月01日

    東海神栄電子工業には、本社工場と第一工場の二ヶ所に生産拠点があります。本社工場では、主に多層板と小ロットのスルホール基板を生産し、第一工場では、主に量の多いスルホール基板を生産するといった役割分担をしております。

    1月18日の早朝、第一工場にて、工場の増築と新規のエッチングライン導入を祝し、社員全員へのお披露目式を行うことになりました。今回は林(隆)課長が中心となり、林(秋)君の司会によって素晴らしいセレモニーができました。そのときの最大の目玉が、当日全員に配られたお菓子でした。

    セレモニーの参加者は70名。そして、当初用意されていたお菓子は10個でした。しかしそのお菓子が、参加者全員に渡るように80等分して小皿に載せられていたのです。

    そして、林(隆)課長が「みなさん、このお菓子は用意されたものは10個ですが、こうすれば全員に渡ります。そして余りました。でも、最初の10個を取り合いにしたら、一部の人にしか渡りませんし、憎しみが起こります。今回のこの設備を大切に動かして、次回は少しでも大きくお菓子をお分けしたいと思います。」と話してくれました。そして、皆が微笑んで受け入れてくれたことがとても印象的でした。

    そうだ、この精神こそ共に働く仲間を大切にした考えであり、ナカヤマ・グループの経営理念だ、と感心しました。

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