~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 実践人の巻頭言 : 子は、思っているようにはならず、行っているようになる

    2008年06月01日

    昔から、「三つ子の魂百まで」と言われておりますが、三歳までに育った環境が、その子の思考や行動パターンにまで影響を与えることは、みなさんご存知のことと思います。

    私は、結婚をした時、女房とどうしても合意できないことがありました。それは、子供に自分たちをどう呼ばせるかです。私は、日本調に自分のことを「お父さん」と呼んで欲しいと思っていました。一方女房は、洋風調に「ママ」と呼んで欲しいと思っていました。

    そう言っている内に子供が生まれたのですが、お互いに意地をはっていたため、私は女房を、日本調に「お母さん」と呼び、女房は私のことを、洋風調に「パパ」と呼ぶことになってしまいました。そのため、お互いの思いとは全く逆に、家族の間で行きかう言葉は、「パパ」「お母さん」となり、当然三人の子供たちも、ごく当たり前に、私のことを「パパ」、女房のことを「お母さん」と呼ぶようになり、今日まできてしまいました。

    このように、子育ては、親が思っているようにはならないもので、親が行っているようになるものです。このことは、誰でもが知っていることですが、どれだけの人が普段から意識しているでしょうか。

    これは子育てに限らず、社員教育でも同じです。部下は、トップのやっているように真似をしていきます。ですから、人材教育のポイントは、意識して「自らが、なって欲しい社員像を演じていくこと」と同時に、「理想とする師の姿を真似していくこと」ではないかと思っています。また、私も孫を持つ身となりましたが、孫が家に来た時は、履物をそろえること、大きな声で挨拶をすること、仏壇に手を会わせること、の3つだけは伝えたくて、いつも一緒に行っています。

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