~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 忍び寄る2007年問題

    2003年08月01日

    2007年になりますと、私たち昭和22年生まれの団塊の世代の人たちが、220万人定年を迎えます。そして、年金が全額支給されるのが、64才からです。それ以降、数年は定年ラッシュとなり、膨大な中高年の人たちが再就職を求めてきます。

    一方、フリーターの急増もここ十年で約2.4倍となり、417万人、その内の85%が年収200万円以下との統計が発表されました。

    4年後には、日本の労働市場は、今以上の買い手市場となり、年功序列賃金体系の崩壊と同一労働における男女格差がなくなり、賃金処遇の二極化が急速に進むものと思います。
     
    そして、多くの企業では、今以上に正社員雇用からパート・アルバイト化による、労働コストの見直しが行われ、総労働コストは低下し、その変化に対応できない企業は競争力を低下させ整理淘汰されていくものと思われます。

    しかしながら、多くの人たちは、数年先に遭遇するであろう事態に対しても、特別な危機感を持つことなく、何とかなると思って過ごしているように見えてしかたがありません。

    今までの日本人は、経済依存型のライフスタイルできましたので、経済が破綻した時に、精神的な面での崩壊まで行く人たちが多く出るのではないかと思います。そのことが、家庭崩壊、青少年の犯罪、中高年の自殺等々をより増加させていくものと思います。

    今、私たちの周りには十分すぎるほどの物があふれ、仕事もあり、よき家庭もあり、よき地域もあり、自然もあります。こうして身の回りにあるものを「本当に生かし切る」生活に戻ったならば、例え収入が減ってもこころ豊なライフスタイルをおくることが出来るのではないでしょうか。

    お金儲けは、本来の目的ではなく、お金は手段であったはずです。何の為にお金を使うのか。その目的を考えた時、お金をかけずに、そのものを手に入れることがいくらでもあるはずです。こころ豊に過ごすとは、その工夫を楽しむ生活をすることではないでしょうか。

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