~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 掃除の素晴らしさが、海外の人たちにも伝わりました

    2005年08月01日

    今般、7月12日に、海外から 『職場改善研修』 で、イスラエル、インド、アメリカの企業幹部の方々32名が、私どもの会社に来社され半日滞在されました。

    このご縁は、カイゼン活動を軸とする日本式企業経営を世界に紹介し、国際的なコンサルティング会社のケンブリッジ・リサーチ研究所の今井正明会長が、5年前に海外向けに日本の改善活動事例を紹介した中に、私どもの会社も載せていただき実現いたしました。

    今井会長がもっとも注目されたのは、「全員参加による早朝掃除」です。東海神栄が掃除を通じて、よき人間関係と整理整頓された職場をつくり、作業の効率化と質的向上を生むことを現場を見て感じとられ、掃除は精神的な面だけではなく、経営を具体的によくすると確信を持たれました。

    特に、参加された会社は、世界的に有名な大企業ばかりで、その組織運営、現場管理は最新鋭の手法により運営されているそうです。そのために、今回の見学先は、トヨタ、ヤマハ、アサヒビール、松下電工、森永製菓でしたが、参加者のみなさんから一番印象に残ったのが東海神栄だったと言われ驚いています。それは、どれだけ最先端の技術や手法システムを導入しても、最後は人間力で、どれだけ人の能力、やる気を引出すことができるのかだそうです。

    見学会の最後にお礼の言葉があり、「社長も社員もみんな家族のようだった。そして、私たちもその仲間になったような温かさを感じました。」「社員の人たちが楽しく働いている姿を見て素晴らしいと思いました。」「今回の事例を本社のトップにも報告したいと思います。」等々の言葉をいただきました。

    今回、こうして世界的にも有名な会社の人たちに来ていただき思ったことは、企業は大小ではなく、そこで働く人たちの喜びにあると思いました。

     

PAGETOP