~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 新たなる挑戦

    2007年04月01日

    今年1月、会社に隣接する団地(17棟の借家・敷地780坪)が競売に出されました。この団地は今から30年前に作られたもので、大半の住民は長い間ここで暮らしています。最高年齢は97歳と高く、もしこの借家を追い出されたら、行き先がない高齢者の方たちが多いため、これまで何度も債権者と掛け合ってきましたが、解決の糸口が見つからないままに競売に入ってしまいました。

    一方、債権者は一円でも高く売りたいと考え、多くの業者が競売に参加してくれることを願っていました。ある業者は、駅から徒歩7分の立地を活かし、入手後は全員を退去させて、マンション用地、又は分譲住宅として開発を考えているとの情報も入っていました。

    そこで、地域住民の強い要望と、弊社も一部を工場用地として借用している関係で、債権者と度重なる交渉を繰り返し、最後には債権者の要望する金額にて購入することを決めました。

    団地を購入後、空き家となっていた家に入って唖然となりました。床はブカブカ、壁はカビだらけ、水周りの柱はシロアリ被害でスカスカの状態で、とても借家として使えない有様です。その後の調査で、どの家も同じようなひどい状況で、雨期にはシロアリが固まりとなって沸いて出てくることもあるそうです。この状態では、入居している人たちが出た後は廃屋として処分するしかなく、今のままでもあと5年程度しか持たない状況でした。本当に、大変な買い物をしてしまったと思いました。

    しかし、団地の方たちが一様に、「ここに置かせてもらえる。ありがとう、ありがとう。」と手を合わせてお礼を言われる姿を見ていて、何とかしなければ男ではない、と決意しました。

    そうだ、「ナカヤマ・グループには、掃除がある」。これまで培ってきた掃除の力を持って、団地を再生しようと決意し、ここに“団地掃除に学ぶ会”を設立いたしました。

    このまま朽ちていく団地が、掃除によって恵那市内で一番輝く団地に再生され、住民の喜びと、参加する社員の喜びとが一体となっていく活動となることと思っています。ご期待ください。

PAGETOP