~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 研修センターのピラミッドは、なぜ台形なのか?

    2009年04月01日

    我が社の研修センターの屋上には、ピラミッドがあります。しかしその形は、上段がなく、下段のみの台形をしています。当初は、ピラミッドにする予定でしたが、途中で台形のみにしました。

    世の中で成功している企業に共通していることは、人の目に付かないところで、日々人並み以上の努力をしているからこそ、成功がある、ということです。しかし、大半の人達は、その苦労や努力を見ずして、成功だけを羨ましく思ったりします。また、よい会社の基礎となる共通項は、きれいで、マナーがよく、勤勉で、収支バランスがあることです。その基礎の上に立ち、それぞれ個性ある経営がされているのです。このように、水面下の大切さを忘れないようにとの思いで、ピラミッドを台形にしました。

    ナカヤマ・グループでは、その基礎づくりを大切にすることによって、どのような会社にしたいのかを 「ピラミックス成長理論」 として表現しています。

    それは、経営戦略、人材戦略、商品戦略、財務戦略の四面から構成されており、5段階のプロセスを踏んで、「小さな世界企業、人々に喜びを、人生生き生き、継続」の目的を達成することを表しています。

    また、そのプロセスとは、1段階目が意識変革、2段階目は行動変革、3段階目は健全社風づくり、4段階目は独自開拓、5段階目がオンリー1、となっており、その推進エネルギーとして、日々の働きやすい職場環境づくりをベースにしながら、全員参加の経営で、企業のレベルアップを計っています。

    現在、ナカヤマ・グループは、プロセスの3段階目にあり、健全社風づくりを目指して、日々の清掃と秀観塾(社員研修活動)を徹底して行うとともに、仕事の管理、品質の安定、自己目標管理、改善活動、収益バランスつくりを行っています。

    今回の世界不況の中にあっても、この活動を弱めることなく、より一層の研鑽を行い、3年後、5年後には、4段階目に上がれることを目差して行きたいと思っています。

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