電子基板の電子回路を形成する仕事を担当しています。電子回路は微細な線も多く、空気中の非常に小さなほこりも不具合を起こす原因となりうるので、防塵服を着て、エアーシャワーを通った上、クリーンルームの中で慎重に作業しています。電子基板の上にほこりやゴミが付かないよう注意するだけなく、基板をどこかに軽く当ててしまっただけでも、回路が傷つく恐れがあるので、製品の取り扱いにはとても注意しています。

今はまだリーダーに助けてもらうことも多いので、リーダーに頼らなくても仕事ができるようになるのが目標です。また、他の部署の仕事にも積極的に挑戦していきたいです。

電子基板の回路形成工程で、回路形成（露光作業と、回路をエッチングラインに通して溶かしたあとの検査）を行う現場のリーダーをしています。

東海神栄電子工業で作っている電子基板は、例えば、車のルームライトやエアコンパネルの中、高速道路の道路情報板（渋滞情報などの電子表示）、パン屋さんの業務用パン焼き機、など多岐に渡ります。

この仕事には、必要とされて活かせる資格が色々あるので、資格をたくさん取れるように、これからも挑戦していきたいと思います。

私は営業の仕事をしています。お客様と会社をつなぐ役割を担うのが営業の仕事です。北は山形県から、南は熊本県まで、たくさんのお客様の元を回り、基板のお仕事をいただいてきます。

電子基板は、普段、目につく部分には使われていないので分かりにくいのですが、電気を使う物のほとんどに入っており、私たちの身近な生活にも非常にたくさんの基板が使われています。 東海神栄で作る基板は、主に、車、工場の設備向けが多く、他には、路線バスの運賃箱、電車ＩＣカードの読み取り機などにも使われています。

電子基板はすべてカスタム品で、それぞれのお客様用に設計されたものです。営業の仕事は、新規のご依頼を受けると、お客様と仕様の打ち合わせをして工場に伝えます。また、新規開拓をして、新しいお客様との取引が始まったとき、とてもやりがいを感じます。

今後は、基板の製造だけでなく、設計から、部品を載せて完成品を作るまで、トータルでお客様のお役に立てるようになるのが夢です。

東海神栄電子工業では、各工程において確認・点検を徹底していますが、全体的な品質管理を行っているのが品質保証部です。私は品質保証部で、主にクレーム処理を担当しています。物を作っている以上は、不良が発生してしまうことがありますが、それを未然に防ぐと共に、不良が出たときのお客様への説明や対策をし、お客様の信用を維持する仕事をしています。また、社内で出た不良品の判断、品質に対する考え方を伝えていく、等の役割もあります。

実際に製品を作るのは製造部の仕事ですが、私は、お客様と会社の間で、第三者的に考えることができるポジションにおり、品質保証部だからこそ貢献できること、役割があると考えています。

日本のものづくりとして、他社に負けない品質で、自信をもって世界にアピールできるような 製品を作っていきたいです。