~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 円の下落とインフレが襲ってくる

    2022年04月06日

    現在のコロナ感染が終息しない中、今度はロシアによるウクライナ侵略が始まり、今まで経験をしたことのない世の中となってきました。そして、これまで自由に大半のものが手に入り、どこにでも行けることが当たり前とした社会が、コロナと今回の戦争により、より一層、厳しい状況となってきました。

    特に、ロシアによるウクライナ侵略は許されるものではなく、ウクライナ国民が受けている甚大な被害は言葉で言い表せられないほど酷いものであり、一日も早い停戦を願っています。そして、日本政府もウクライナへの支援を表明しましたので、ロシアが侵略を止めるまでは、ある程度の支援負担と影響を覚悟しなければいけないと思います。

    また、自由主義陣営は、アメリカを中心にしてウクライナへの武器支援とロシアへの経済制裁に踏み切っていますが、これはロシアへ打撃を与えるだけでなく、ロシアからの天然ガスを始め、天然資源、食料が止まることとなり、世界経済に大きな打撃があるものと思います。

    思い返すに、1973年に第四次中東戦争を機に第1次オイルショックが突然起こり、原油価格が4倍まで高騰し、ガソリンを中心に総ての石油関連商品価格が上がり、その影響でスーパーからトイレットペーパーや日常品がなくなり、経済が大混乱した経験があります。特に今回は、併せて米国の公定歩合が上がったことから円安傾向が長期化することとなり、これまで以上に物価が上がり、物不足も起きると思います。

    では、どのように対処していけばいいのでしょうか。経験から言えることは、世界的規模で起きたコロナ禍や戦争に対して背を向けることなく、社内の結束を固め、内部の意思疎通を密にして、変化に柔軟に対応していくことだと思います。

    具体的には、「経営基本方針の四項目」をしっかりと取り組んでいくことで、道が開けて行くものと確信しております。

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