~掃除道に生きる~田中義人ブログ

  • 今年は、大きく飛躍するスタートの年になります

    2017年01月01日

    昨年も、海外から多くの視察団が来社されました。その中でも、世界各国のマッキンゼーの人たちが何度も来社されています。特に、昨年12月に来社された、動物医薬品メーカーとして世界一の「MERIAL」のフランス本社統轄本部長をされているラフィクス・アムラーネさん(写真右)が、MERIALの世界8ヶ国の工場長を連れて来社されたことが印象的でした。

    ラフィクス・アムラーネさんは、五年前に、マッキンゼーのコンサルタントとして一度来社され、その時の感動を忘れることができなかったそうです。そして、マッキンゼーからMERIALに移籍した後も、次に日本に行くときは、部下たちに、東海神栄電子工業を見せてやりたいとの強い思いがあったそうです。

    そして今、マッキンゼーの中では、日本に行ったら東海神栄を訪問するようにとの話が出ているとのこと。確かに、ここ数年の海外からの訪問団の名簿を見直しましたところ、一昨年の10月には、アメリカ・マッキンゼーのロップ・ブレンド社長、昨年の12月には、アメリカ、オランダ、フランスのマッキンゼーの役員が、そして、その前には、フランス・マッキンゼーの役員が二度来社され、私のプレゼンをフランス語に翻訳して顧客に説明しているとのことでした。

    これらの話は、嘘のような話ですが、本当の話です。そこで、前回、来社されたマッキンゼーの人に、なぜ東海神栄に来られるのですか、と聞いたところ、「この会社には、経営にとって宝石のようなものがあり、特に、田中社長の経営観は、これからの経営にとって大切なヒントが一杯あります。」と言われました。

    25年前、私はピラミックス成長理論を考え、その考えに沿ってナカヤマ・グループの経営を行ってきましたが、本当にこの経営でいいのか、迷うことの連続でした。しかしながら、マッキンゼーの人たちの話を聞く中で、今、諦めてはいけない、いい処にきているのかもしれない、と思うようになりました。

    今、ナカヤマ・グループは、後継者への移行期であり、(株)ナカヤマにおいては、田中孝夫社長が、これまで培ってきた土壌の上に、自分なりの会社づくりに励んでくれています。

    そして、東海神栄電子工業(株)においても、秋山浩司専務が前面に出ての新しい動きが始まります。特に秋山専務には、私が持ちあわせていない論理的能力に優れ、ビジョンに向けての系統だった取組が出来る能力があることから、これまで培ってきた土壌を、しっかりと活かしていってくれるものと期待しております。

    私の夢は、社員の人たちが、日々、仕事を通じて人間力(人格と仕事能力)を高め、企業の成長をうながし、誇りと共に幸せを感じられる会社になっていくことです。そんな会社づくりへのスタートの年となることを願っています。

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